2025年7月14日 在宅での終末期ケア

こんばんは。

株式会社Grace 訪問看護ステーションブロッサムの西村です。

最高なお看とりができました!

利用者さまの家族より「自宅でのお看とりで良かった。大変だったけど楽しかった」
この言葉は私達にとっての評価であり、達成感を得ることができました。
訪問診療、訪問看護、訪問介護、ケアマネジャー、そして、ご親族の在宅に決めた覚悟と決断でありました。
元々は、総合病院に通院し抗がん剤治療。治療を継続することへの希望もあり、不安もあった利用者さん。ご親族は、利用者さんの意思を尊重し後方支援し守られていらっしゃった。
当初は急変時は、「救急搬送」との利用者さんの強い思いもあった。
ただ、時と共に身体は衰弱し、抗がん剤の強い副作用。訪問診療医師とも強固な連携を取りながら、利用者さんが安心した環境を作ろうと、向き合い何度も看護師と利用者の対話、親族との対話を繰り返した。
私はハブ機能とし、チームの真ん中に入り中立な立場となり介入してきた。
「急変時救急搬送」も正解。
「在宅で最期まで過ごされる」も正解。
利用者さんしかり、残される親族さんが「これで良かった。やりきった」と思って頂けること!だと、最大限フォローしてきました。

結論、「在宅」に決められ、訪問診療、訪問看護介入後、7ケ月でしたが、ご利用者の「生きる!」「食べる!」との強い思い。親族さんの利用者さんファーストと後方支援介護が余命3ケ月をこれだけ伸ばしたのかと思います。
不安症の利用者さんでしたが、エビデンスだけではなく、心で接して下さった訪問診療医、毎日と言っても過言ではないケアマネジャーとの連携など、事業所内の看護師同士の強い連携など、本当に素晴らしいお看とりができました。
ご親族様に深く感謝申し上げます。

株式会社Grace

代表取締役 西村直之

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